谷中和志司法書士事務所 浜松版U

 静岡県浜松市西舞阪町西市新居町〜鷲津・新所原

谷中和志司法書士事務所 浜松版U/静岡県浜松市西区舞阪町


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【浜松市西区舞阪町〜湖西市新居町】 

相続放棄・限定承認・期間伸長



浜松版U【湖西用】(ynk06/1-A2')
「浜松市西区舞阪町で撮影しました」 画像5
浜松市西区舞阪町にて」H25夏


相続放棄


 相続を放棄すれば相続が開始した時点に遡って最初から相続人ではなかったことになります。


 相続を放棄すれば相続が開始した時点に遡って最初から相続人ではなかったことになります。
 相続の開始により相続人は被相続人が有していた財産権についての権利義務を承継します。しかし、相続人は無条件に権利義務を承継するのではなく、「相続する」(相続の承認)「相続しない」(相続放棄)「条件付きで相続する」(限定承認)を選択することができます。
 相続財産が不動産や現金・預貯金のみの積極財産の場合には相続を承認すればよく、他方、積極財産が全くなく借金等の消極財産しかないような場合には相続を放棄すればこれを負担せずにすみます。
 相続の承認・放棄は相続の開始を知った後3か月以内に行う必要があります。そして、期限を過ぎると承認したものとみなされるため、以後は相続を放棄することはできなくなります。「相続の開始を知った」とは、被相続人の死亡の事実及び自分が相続人であることを知った時の意味のため、通常であれば被相続人が亡くなった日が起算点となります。なお、「相続の開始を知った後3か月」の期間は原則であり、判例において例外もあります。
 相続の承認・放棄には期間制限がありますが、一旦、相続を承認または放棄すると撤回はできません。
 相続の承認については特に手続きは必要ありません。相続財産を処分すれば、それだけで相続を承認したものとみなされます。例えば、相続財産の預貯金を払い戻せば相続の承認とみなされるため、後から莫大な借金があったことが判明して相続を放棄したいと思っても相続放棄できなくなります。このような一定の行為により承認したとみなされることを「法定単純承認」と言います。また、相続の開始を知った後3か月経過した場合も相続を承認したものとみなされるため、やfはり、相続の承認については特に手続きは必要ありません。
 他方、相続を放棄する場合には家庭裁判所に対して申し立てをする必要があります。相続を放棄すれば、遡及的に相続開始により承継した権利義務を承継しなかったことにできます。すなわち、最初から相続人ではなかったことになります。そして、相続する権利は次順位の相続人へと引き継がれます。すなわち、子が相続を放棄した場合には祖父母等が相続人となり、祖父母が亡くなっていれば、さらに次順位の兄弟、兄弟が亡くなっていれば代襲して甥・姪が相続人となります。

相続を放棄するためには家庭裁判所に対して申し立てをする必要があります。

限定承認


 限定承認とは、相続財産の範囲内でのみ被相続人の債務等を弁済等することを留保して相続を承認することです。


 限定承認とは、相続財産の範囲内でのみ被相続人の債務等を弁済等することを留保して相続を承認することです。
 例えば、借金等の消極財産が預貯金・現金等の積極財産を上回っていることが分かっていれば相続を放棄すれば済むのですが、どれだけ借金があるのか分からないこともあります。このような場合に限定承認すれば相続財産のみが相続した借金の引き当てとなり自分の財産を使って相続した借金を返済せずにすみます。
 なお、注意点として、限定承認も「承認」である以上は、被相続人が有していた財産権についての権利義務を承継することになります。そのうえで、責任が限定されることになります。すなわち、限定されるのは「債務」でなく「責任」であり、返済を請求されることはありますが強制執行されることはありません。
 限定承認をするためには、家庭裁判所に対して申し立てをする必要があります。なお、申し立ては相続人全員からする必要がありますが、相続放棄した相続人は除かれます。。限定承認の場合も相続の承認・放棄の場合と同様に相続の開始を知った後3か月以内に行う必要があります。しかし、手続きについては相続放棄よりも煩雑です。まずは、債権者に対して公告・催告を行う必要があります。その上で、相続財産の清算が行われます。また、相続人が数人いる場合には相続財産管理人が選任されます。

相続を限定承認するためには家庭裁判所に対して申し立てをする必要があります。

期間伸長


 家庭裁判所において3か月の期間を伸ばしてもらうことができます。


 相続の承認・放棄は相続の開始を知った後3か月以内に行う必要があります。いわゆる「熟慮期間」です。すなわち、相続を承認するか放棄するかを考えるための期間です。
 そのため、相続人は3か月以内に相続財産を調査して相続を承認するか放棄するかを決める必要があります。しかし、必ずしも3か月以内に相続財産の調査を終えることができるとは限りません。事業を営んでいるような場合であれば莫大な財産がある場合や莫大な借金がある場合もあります。
 このような場合には、家庭裁判所において3か月の期間を伸ばしてもらうことができます。もっとも、伸長期間は家庭裁判所の裁量のため必ずしも申立どうりの期間を伸長してもらえるとは限りません。しかし、最度の伸長も可能のため申立どうりの期間を伸長してもらえなくとも、必要があればもう一度申立をすれば足ります。

相続の承認・放棄の期間を伸ばすためには家庭裁判所に対して申し立てをする必要があります。



湖西市【相続放棄】【限定承認】

【期間伸長】

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「浜松市西区舞阪町で撮影しました」 画像4
浜松市西区舞阪町にて」H25夏

【湖西市】新居町 鷲津 新所原 白須賀 新所 入出 知波田

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 谷中和志司法書士事務所
 司法書士 谷中和志(やなか かずし)
 静岡県浜松市西区舞阪町舞阪141番地
 静岡県司法書士会所属

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